2007年01月31日

行かなきゃ

これが無料とは...

「21世紀のISIS〜想像力と映像」

 3月9日から12日まで、岐阜県県民文化ホール未来会館で “織部賞が生んだ「縁」と「演」〜水木しげる・押井守〜”展が開催されます。10日(土)には、第一回織部賞受賞者のアニメ演出家・押井守さんとセイゴオが「21世紀のISIS〜想像力と映像」をテーマに1時間半の特別対談をくりひろげる予定です。参加費無料、ただし整理券が必要です。
 会期中は、ほかにもたくさんの企画がもりだくさん。水木さんや押井さんの原画、セル画、フィギュアなどを展示する「水木&押井ワールド〜それぞれの世界」や、「妖怪塗り絵コーナー」や「イノセンス」の映画上映会など。くわしい情報はこちらをご覧下さい。

日時:3月10日(土) 13:00〜14:30
場所:未来会館2階 長良川ホール
チケット:未来会館事務所にて整理券を配布(一般の方は2月11日から)
料金:無料


News 3月10日(土)押井守×松岡正剛 岐阜県未来会館で対談

...無理だ。行けない。NHK教育で放送してくれ。

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2007年01月18日

いまさら好みを知る

ひとひら (3)』  桐原いずみ 著  (双葉社) 

今回も書評買い。常道のストーリーで格別の魅力があるわけではない。しかし、ハッピーだけの展開に逃げているわけではなく、困難や挫折を「ふだんの出来事」として語っているところが好印象。ネタを引っ張らず、かと言って流しもしないスタンスがいい。作り手がまじめなのだろう。

改めて「学生集団モノ」がじぶんのツボだと気がついた。突飛すぎない学校生活と突飛かもしれないキャラクター。ゆるやかに流れる時間のなかで起きるささやかなドラマ。...トラウマでもあるのか?

とりあえず野乃先輩の解脱気味のクールさを見るだけでも楽しめる。


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記:2007-01-18

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2007年01月15日

失敗を許容してこその自在

似たようなことはどこでも起きているようです。
でも、なぜか日本のビジネスシーンでは、数字を求められたときに、こういう発想をすることが少ないんではないかと感じるんです。すぐに売れる商品(コンテンツ)は何か?とか、具体的にどうやって売るのか?という表層的なところに話が進んでしまって、それも個別的に話がもっていかれるという印象があります。 それはちょっと違うだろって思うんです。
千客万来のアーキテクチャ:DESIGN IT! w/LOVE
表層にとらわれているのは、それを多くの人が望んでいるからだ、と考えたほうがよいかもしれません。

真の解決がみつかるかどうかじゃないんだ。アーキテクチャに手をつけても成功する保証はなさそうだし、そもそも絶対確実な手だてなど始めからないのかもしれないぞ。完全無比の解決策は天から降ってくるような美しさがあるんじゃないか? そうだ!地味な分析や積み上げまでして証明するようなものはマガイモノに違いない。

こんな感覚がありそうなのです。そう考える人たちからすればアーキテクチャはややこしいのです。汚いのです。ヘリクツの一言です。もっと直接的で万人がうなずける理由があってほしいのです。

多数でリスクを含んだ決断をくだすのも苦手みたいです。一点の曇りもない完璧な解答でなければ賛成は得られないのです。でも、現実はそんなに甘くはないことも知っています。だから、曖昧で否定されにくい概念だけで議論を進めようとしてしまいます。つまり、意図して表層を選ぶのです。

走りかたよりも先に転びかたを学ぶべきなのかもしれません。

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見えても着かないのが地平線

松岡正剛が千夜千冊で寄席や落語の話をしているのを読んで岡田斗司夫の落語2.0宣言を思い出した。それぞれ焦点が違うので比較してもしかたがないのだが、いまのところは岡田斗司夫に共感するところが多い。その主張ではなくその姿勢が身近なのだろう。そして視野も異なる。ぼくは刹那に惹かれ過ぎる。なにしろ清水宏のファンだしな。

セイゴウ流の理解に近づけるのはいつになることやら。遠いな、こりゃ。

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2007年01月14日

まにまには日本語

宙のまにまに (2)』  柏原麻実 著  (講談社) 

書評をみて購入した1巻では肩透かしだった。ほどよい甘さだが拙い。しかし、そこは欠番強迫症。しばらくためらったもののやっぱり2巻も購入してしまった。

そんなことだから話を覚えているはずもなく、よっことしょっと1巻をおさらいすると、これがなぜだか楽しく読めてしまった。なんといい加減な感性。(で、お詫び半分で書いているので内容は薄いよ)
続く2巻も悪くない。作りもこなれてきた感じだ。後半の新キャラ展開のベタさはこちらがジタバタ恥ずかしくなるのでやや減点。

星をからめた青春モノ。『宙のまにまに』は『ふたつのスピカ』に『彼氏彼女の事情』をかぶせたような作品だ。気分は似ていても両作品よりはずいぶん軽い。そして、重くなるべきでもない。

星座と物語の関係を語った2巻のエピソード「言葉の星」が光っていた。素朴な感覚論までだとしても確かな手触りがそこにはある。3巻はためらいなく購入だ。


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記:2007-01-14

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2007年01月10日

マジメに効くオフザケ

勉強のつもりで見始めたTVアニメだが、いまや趣味のほうが強くなって消化しきれないほど録画をためてしまっている。見ても見なくてもよいアニメも多いのだが、さすが競争の激しい業界だけあって良質な作品もまた多い。

この休みを利用して消化したなかでは『武装練金』が予想以上におもしろかい。骨格は少年マンガの王道。平凡な高校生が偶然のきっかけからヒーローとして成長する姿を描いている。原作を知らないぶん素直に楽しめている。

王道だがそのストーリー運びに特徴があり、ギャグパートをふんだんに挿入したバカかっこいい仕上がりになっている。シリアスとギャグの配合が読み手の予想を超えており、定石のキメにまでオフザケが侵入しても破綻しない。これが楽しい。
しかも、このバカさのおかげで主人公カズキの聖人君子ぶりがスベらない。正論だけを強調すればするほど軽薄で嘘っぽくなる。対角でバランスをとった好例だろう。

また、ストーリーを運ぶ視点にも特徴がある。神様の俯瞰ではない。主人公から一歩引いてはいるが、登場人物の誰にも感情移入していないのだ。あえて言うならヒロイン斗貴子の常識部分だろうか。
これは舞台演劇の感覚だ。登場人物は役を演じている役者であり、リアリティは観客との共謀によって保証される。つまり、バカをやらせても登場人物の価値にダメージがおよばないようになる。これは上手い。

武装練金』、オススメである。

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2007年01月08日

読書の心得

読んだそばから忘れる。最近、本を読んでいてイライラする原因だ。記憶力低下はしかたないにしても、読んでいた時間をムダにしているような感覚はツライ。どうにかならないものかと悩んでいたが、ついさっき解決案が浮かんできた。

他人に教えたい文章なら覚えていることに気がついた。他人に勧めるのはその価値を確信したからだ。つまり、記憶していないのは価値がないことの証明でもある。ならば忘れたことを気にする必要はない。

すべて覚えようとしていたのはなぜか? じぶんのなかに「理解=記憶」の図式があったからだ。理解したことを記憶量で示そうとしている。これは試験勉強の感覚だ。ずいぶんとイビツなことだ。



今後のためのメモ。記憶を目的としない理解は「いま」にしかない。マーキングは後から「いま」を取り戻すためにも役立つに違いない。理解にハマると停滞する。複数同時読書なら思考が固まるヒマをなくせる。

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2007年01月04日

聞こうとせず、見ようとせよ

17歳のための世界と日本の見方―セイゴオ先生の人間文化講義』  松岡正剛 著  (春秋社) 

12月31日に届く。あきれるほどに短い正月休み。バタバタと用事をしながらスルスルと読了し、じつに年始にふさわしい読書体験だと確信する。今年は良い年になる。

帝塚山学院大学での松岡正剛氏の講義をまとめた1冊。講義を受けた学生を羨ましいとは思うものの、学生時代に同じ幸運に恵まれたとしてもいまの感動に気づくことはなかったかもしれない。とにかく「答え」を求めすぎていたからだ。

世界と日本の人間文化を俯瞰する5回の講義には『人間と文化の大事な関係』、『物語のしくみ、宗教のしくみ』、『キリスト今日の神の謎』、『日本について考えてみよう』、『ヨーロッパと日本をつなげる』という章題がついている。いずれも素直で衒いがない。あの頃のぼくはセイゴオ先生の博覧強記ぶりにエンターテインメントを感じても、ひとつひとつの結論を「ありきたり」と流してしまったかもしれない。

しかし、結論に気をとられてはいけない。タイトルには何とあったか。そう、「見方」だ。セイゴオ先生の「見方」、それを支える思考と方法に震える。やぁ、ぼくも進化したものだ。

まだ1回しか読んでいない。きっと何回も読み返す。じぶんの目で見るために。


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記:2007-01-04

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