2006年12月31日

疲れるほどの見応え

今年の締めはこのアニメ。

鉄コン筋クリート



まずは平謝りです。声優さん、まったく問題ありませんでした。それどころか別のキャストが思いつかないほどの出来でした。疑問視したりしてまったく申し訳ない。まだまだ見る目がないことを思い知りました。

ちょっと酔った。ふだん見ているアニメとはフォーカスのあてかたがちがう。慣れないとキツイかも。上映時間も長め。もうすこし短くても良いかもしれない。

しかし、まったく退屈しない。映像に圧迫される。さらりと何気なく描かれた背景にもおろそかにできない密度がある。コチラが追いつけていない。だから、疲れる。このクオリティに大きなスクリーンで接するには覚悟が必要だ。
DVDを待って自宅のTVで鑑賞するのも正解。だが、あのエンドロールは劇場サイズで価値が倍加する。見逃すには惜しい。

シンプルなエンターテインメントではないからこその映画。あぁ、良い年末だ。

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2006年12月13日

スミマセン反応

なかなか治せないクセ、それがスミマセン反応。道を譲ってもらったり、自動扉を開けてもらったりという親切に「ありがとう」と応えるつもりが、なぜか「スミマセン」と口走ってしまうという症状のこと。

矯正を思いたってからずいぶん経つのにまったく改善の気配がない。重症だ。まず性格改造が必要なのかも。われながら、ずいぶん寂しいハナシだ。

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2006年12月12日

007

原点回帰を図った『007 カジノ・ロワイヤル』は見る価値があった。スピーディでタフ。007が『ボーン・アイデンティティー』や『ボーン・スプレマシー』の感覚。まずオススメです。

ほぼ無言でたたみかけるアクションシーンで骨太く突き上げられる。説明カットを省いた速度のある展開ながら、ちゃんと理解できるストーリーも好印象。必要十分な複雑さで、軽すぎず重すぎずの娯楽作です。
キャラクターの魅力も十分。新しいジェームス・ボンドのダニエル・クレイグが、一瞬、ショーン・コネリーに見えてしまった。どこに共通点があったんだろ?

初代に還るところはルパン三世を思わせる。してみると、ピアース・ブロスナンは宮崎ルパンということか。それはそれでまた見たい。

欠点をひとつ。秘密兵器やスパイグッズは少ないです。そこを楽しみたいヒトは肩すかしを覚悟してからどうぞ。

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2006年12月09日

気づきが始まりとは限らない

世の行方を憂うのは何も考えていないよりもマシかもしれないが、それは常態であって特別視するようなものではない。わたしの新発見はわたしの経験に限るならたしかに新発見なのだが、数百年前に同じことを見つけた人がいたとしても不思議じゃない。

いま述べていることも例外ではなく、ただ注目に値しないがために幾度も発見されているだけとみるぐらいで丁度なのだ。

引っかかたのは「いま何とかしなければ」や「早晩〜となる恐れ」といった論調。意見や提言での定番表現とは言え、どうも易々と使われすぎている気がしてならない。憂慮すべき事態を現在進行形だと訴えるのはよいが、はたしてその事態がいつ始まったかを本当に把握できているのだろうか?

たまたま関心を寄せたり資料を手にしたタイミングで発見しただけで、じつは十分に古くから存在していた事象なのであれば、この先「さらに悪化する」などという懸念は急ぎすぎというものだ。現在は「原因」であると同時に「結果」でもある。

その底には心を揺する罠がある。今は特別な今ではない。自戒をこめて書いておこう。

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